GREEN MOUNTの旅日記

屋久島を自由に旅するガイド GREEN MOUNTの公式ブログです。 トレッキング、ピークハントやキャンプなどの山のツアーから、今話題のSUP(スタンドアップパドルボード)、SUP YOGAなどの川のツアー他、天候に合わせてスタッフにお任せツアーなどを運営しています。 ツアーの様子や、活動報告、日々の屋久島LIFEなどを随時UPしてますので、屋久島に興味のある方は是非チェックしてみてください。

タグ:自然

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今回の旅の主役はMちゃん
初めての1人旅で、屋久島の縄文杉へ1泊2日で出会いにいくプランを選んでくれた。
彼女は小さい頃から親の影響で山登りをしていたので、とても山が好き。
3人兄弟がいるんだけど、真ん中の自分だけが山の好きなところが親に似たみたいと言っていた。

この日は夜中から梅雨前線と台風の影響からかなりの雨量が推測されており、当初予定していた「白谷in-縄文杉-白谷out」のコースは難しいと出発寸前にコース変更を行いました。
案の定朝方白谷雲水峡は増水のため入り口で閉鎖になったようです。
僕らは荒川登山口から大雨の中スタート、、、、と思いきや「出る時間を遅らせよう」っと泊まりの特権で出発時間を8時過ぎに変更しました。6:30から8:00まではゆっくりとしてましたが、その間中とてつもないぐらいの豪雨と強風が吹いていたので、出る時間を遅くしてよかったです。
出発してから数時間が経つと雨も上がり、水滴のついた苔むす森が出現!!
Mちゃんが決めた今日が、間違っていなかったと!二人で「今日でよかったね」なんて笑いながらゆっくりと縄文杉へ向かいました。
都会から来たMちゃんに、いつもと違った森を見て欲しくて、ゆっくりと時間を使って、時には寝てみたり、周りの音を聞いてみたりと、 たくさんのワークを盛り込み歩んで行きました。
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都会にいると忘れてしまいがちな「時」という無限のようで僕らに有限に与えられたもの
時は止まることがないから、どうしてもその動きに自分を合わせてしまう。おんなじ時間を刻んでいるのに、いる場所で同じ感覚で感じれないのはなぜ?
そんな疑問を都会に住んでいる時によく思っていた。
環境に左右されない、自然の中にある時のスピードで旅がしたいものです。僕もせっかちなので、焦らず、焦らず、、、
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さてMちゃんの初めての旅で、男の人と2人っきりのツアーで緊張もしているんだろうと思って、嫁や子供の話なんかもしながら、だんだんと僕を理解してもらって、そしたら、なんかいろんなところがシンクロしていることがわかって、いろんな人生感を共有したいと思って、まだまだ書きたいことはたくさんあるけれども、とても素晴らしい心の持ち主の女性と一緒に旅に行けたこと、とても嬉しく思います。

夜は僕だけテントで寝たんですが、夜も夜でめっちゃ激しい雨と雷が鳴り響き、なかなかハッスルな1日でした。
朝方まで続いた雨も、僕らが出発する頃には止んでくれました。
トロッコまで出て、そのまま帰る予定が、山の稜線を見るとバッチリと見えていることに気づき!
「太鼓岩行っちゃう」っとノリで、でも車が荒川登山口からバスに乗らないとないので、トロッコ道ピストンして来ました。
体力も持ち合わせており、太鼓岩からのナイスビューも見れ、バスもバッチリ間に合い、今回の旅をこの日に選んだこと、間違いじゃなかったと、彼女の運の強さを感じました。
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でもそれは、運じゃなくて、きっと彼女自身が持っているものなんだと、なんとも羨ましい生き方をしている人に、久しぶりに出会い感謝です。
いろんな話一緒に語れて、心から嬉しかったよ。
また人生を遊びましょ〜♪
 

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初めてのひとり旅。何もかも自分で決める楽しさと、その時にしたい事ができる自由さ、そして人とのちょうど良い距離感を感じることができました。

高塚小屋での1泊2日コースは山の中でゆっくり過ごしたくて決めました。訪れた縄文杉も太鼓岩も圧巻でした。何にも負けずひっそりと、しかし確実にそこに『ある』存在感がありました。訪れる多くの人にエネルギーを分け与えても尚有り余る、自然のエネルギーを感じました。
その一方でそれを破壊したヒトの歴史を感じる事もできました。
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あきさんが旅をアテンドしてくれた事は、私にとって本当にラッキーでした。頼りになって、話が上手なのはもちろんですが、時間や天候に合わせて臨機応変に対応してくれました。また、屋久島のことだけでなく、人生のこと、視野を広げ耳をすませること、軸をもってしなやかに生きること、なんだって楽しめること、寝そべってゆっくり過ごすこと、、
書ききれないですが、多くのことを語り合って感じることができたのはともに旅をしてくれたのがあきさんだったからです。
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本当に、ありがとうございました!旅の最高のガイドでした!また、お会いできることを楽しみにしています。

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携帯の音が鳴り響き、ささっと出るとEarth Trabesのヒロミからだった。
「アキ、今度4泊5日の縦走をしようと思っているんだけど、サポートどう?」
この言葉を聞くのは2回目
前回は3泊4日のツアーだった。
そのツアーも奇跡的な天候に会い、雨やら晴れやらと、心の中まで染み渡る縦走ツアーであり、今でも鮮明に覚えている。

ヒロミとのツアーはお互いが信頼した上で出来上がっていて、旅の目的地に行くことを重点においているツアーではなく、旅のプロセスに重点を置き、その時のコンディションに順応できる内容となっているため、僕にとってはとてもやりやすい。
「もちろん全然OKだよ」
「ありがと〜じゃ〜企画練っていくね、今回も森を通じて参加する全員に、自分の物語を歩ききって欲しいんだよね。」
「いいね〜!やろうよ!僕も久しぶりに森の中にどっぷり入りたい。」
そんな言葉から今回のツアーが出来上がってきた。

もともと僕は心に響くような旅、何かをチェンジしてしまうほどのインパクトがあることが大好きなせいもあり、通常のツアーでは思いつかないようなことに目を向けてしまう。
同時に安全も気にしてしまう自分もいるので、両極端な性格だ。

ヒロミと一緒に旅に行くのは大好きだ。これが2回目となる。
でもGREEN MOUNTとしてツアーに参加し、4泊ものロングステイをするのは今回が初めてになる。
心の中で、様々な思いがぐるぐると回っていたのを覚えている。でも決して恐怖から来るものではなく、暖かい風のように、心地よく心の中を回っていた。

ツアー行程が出来上がった時に、僕の第一印象は!
これ、最高じゃん!!
登山道だけど、ほとんど誰も使っていないコースをメインに屋久島を縦走する。
一緒に行くメンバーは決して登山家ではない、
通常の思考回路の人間だったら、絶対こんなことを考えないコース。

しかし僕らは、このコースを今回参加する全てのメンバーと、心を通わせ、つながり、助け合い、協力しながら下山した。
今回のツアーから、参加した全てのメンバーに感謝の意を表してここに僕の物語を残します。

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最初に撮った一枚は、屋久島の森の中へと入山するために、それぞれが、それぞれの思いを伝えていく。
ヒロミくんの最初の一言が僕の心を揺さぶった。
「森からもらうだけじゃなくて、森にも与え続けてくださいね。」
人間が森から離れて生活をし始めたのは地球の歴史を振り返ると、つい最近の出来事
誰もが屋久島の森から何かを得ようとしているが、そうではなく、与えることで循環することを体験して欲しいと伝えていた言葉が、今でも頭に残っている。

天候は晴れる時もあったが、2日目からは曇り、雨、大雨、土砂降り、また晴れと様々な表情を見せてくれた。
その度に心の中にある「決められた枠」は屋久島の森の中で自由に生きる植物のようにジワジワと外されていった。
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雨の中を歩くのは嫌いじゃない。
正確に言うと嫌いだった。
この島に来て、仕事がらたくさんの土砂降りに出会い、雨と向き合う時間がたくさん増えたため、今では雨でしか体験できないことをしようとする自分もいるぐらいだ。

その時の環境を変えることよりも、その環境から何を学ぶかが好きになっている自分がいる。
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雨のおかげて、水滴が辺りの世界を拾って、さらに神秘的な世界を見せてくれる。

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今年はハイノキが満開らしく、気持ちのよいぐらい色々なところで、見ることができた。

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旅をすると色々な発見がある。
切り株の中からのぞくと、ここにも木の心を見ることができた。

気づくとあっという間に2日が経ち、いよいよ奥岳のメインストリートにお邪魔することになる
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5月中旬から屋久島の奥岳を色付けるシャクナゲの蕾
水滴が付き、あとは太陽を待つだけ
ピンク色から白へと開花し色が変化していく姿はとても素晴らしく、僕の心の中を生まれた時の色にリセットしてくれる。

みんなの笑顔を見ると、とても心があたたかくなった。
人の心が感じられること、温かさや豊かさを感じながら、時には悲しみを共有し、甲高い声で笑い、今ここに生きていることを喜び合う。
心が通い合い、一人一人が、一人一人を大切に思う気持ちが伝わってきて、僕らはみんなで一つになっていた。

こう言った時、神様はきっと見ている。
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朝から続いた大雨は嘘のように上がり、雲の中から巨岩が現れ出した。
あそこまでもう少し!
期待していたことが、期待していた通り起きるのはなぜ?
そこに答えは見つからないが、きっとこうだろう。
枠を外すことで、不安を取り除き、ただただ信じることが循環の流れに入り込んだんだろう。
与えることでもらえるギフト。
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永田岳から見た夕日を僕は忘れることができない。
だから、また来てしまった。
この夕日を見たくて。
そして、今回もその夢は叶い、想像を超える世界を僕らの目の前に与えてくれたことに感謝している。
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何かを手に入れたければ、何かを手放すのではなく、与えること
与えることで、循環の波に乗れる

山の中にも波に乗ることができる。
森でも、里でも、海でも、どこえでも。。
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5日目は早朝のこの森を見たくて、辿り着いた。
人の手が入らなかった頃の屋久島の森の姿が今でもわずかだが残っている。
ツアーはここが最終日となる
そしてここでよかったと、心から思っている自分がいる。
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今回も大きな学びを、一人ではなく、7人のメンバーで感じることができたことに感謝している。
企画してくれたヒロミ、参加してくれたよっちゃん、かんちゃん、ゆりちゃん、えいじさん、たかおさん、
いつもその時に必要な人が、まるでパズルのピースを埋めるように助けてくれる。
途中ですれ違った金ちゃん、亀ちゃんにも

今回も、大きな愛に包まれた、自分を成長させるツアーでした。

いよいよ来年からGREEN MOUNTも1泊2日のツアーを縮小し、大いなる自然の愛に触れる3泊4日のツアーを企画していきます。


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