屋久島を自由に旅する GREEN MOUNT

屋久島を自由に旅するガイド GREEN MOUNTの公式ブログです。 トレッキング、ピークハントやキャンプなどの山のツアーから、今話題のSUP(スタンドアップパドルボード)、SUP YOGAなどの川のツアー他、天候に合わせてスタッフにお任せツアーなどを運営しています。 ツアーの様子や、活動報告、日々の屋久島LIFEなどを随時UPしてますので、屋久島に興味のある方は是非チェックしてみてください。

タグ:世界遺産

2023/12/2に行われた「屋久島フリークライミング協会」が主催として、「パタゴニア」、「VIVA2」、「山岳太郎」が協賛を、「屋久島観光協会」が後援として行われたイベント「Yakushima Rock Session in 白鯨」
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数年前に屋久島のフリークライミング協会の方たちが開拓した場所で、世界でも屈指のボルダリングエリアとなったエリアに「白鯨」と言う名前が付けられました。

以前から話は聞いていたので、一度は見てみたいと思っていたら、12月にイベントがあるとのことで、見学者として応募したところ、撮影者として入って欲しいとのことになりまして、、、丸一日クライマーの皆さんとすごさせていただきました。

今回の協賛のパタゴニアからはジャンボさんと倉上さんがプロのクライマーとして参加してくれており、参加者にクライミングの楽しさを教えていました。
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※ジャンボさん↑
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※倉上さん↑↓
こんなに近くで、世界のトップレベルのクライマーのシーンが見れるとは思ってもなかったので、僕は一日興奮して止まらなかったです。笑
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参加者は日本全国から集まり、皆さんかなりの方々で、みてる自分が興奮止まらない感じです。
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名前の通り「白鯨」は海の前にある岩がその大きさもそうですが、鯨のように見えたことから、名前が付けられたと聞きました。
至る所にルートがあり、、というか、ルートがどんどん増えていっていると言うか、皆さん登りたいところを決めてチャレンジしてます。
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お昼には炊き出しもあり、パタゴニアの社員の方もきており、スープを無償提供されていました。ほんとすごい会社です。
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今回のイベントは「白鯨」だけではなく、隣の岩にも向かいます。
こちらの岩はまだ誰も登ったことがない、今回のイベントで誰か最初に登った方がそのルートの名前をつけれるようです。
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結構ハードな道のりで移動!
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岩に向かう道もなかなかの道で、子供達は大人がサポートに入ってくれました。
こう言うところ、クライマーさんたち優しいです。
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こちらがその誰もまだ登っていない岩だったのですが、ちょっと話しているうちに、さらっと登ってしまっておりました。汗
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写真のクライマーさんと話していたら、とんでもないことがわかりました。
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なんと!実家がかなり近く、、、!!!同じ小学校の卒業生でしたーーー!!
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小学校を卒業してから寮生の中学校に入ったので、36年間同じ小学校の卒業生に同級生も含めてあってなく、、、
久しぶりに二人で校歌を歌いました。
「アキくん覚えてるでしょ校歌」
自分:「いやーもう昔のことで全く思い出せないよー」
「じゃーこれは!!窓を開けばすくすくと♪」
自分:「おおおおおおーーーーそびえていますケヤキの木ー♪」

遠い記憶が蘇ってきて、最初から最後まで一緒に歌えたことにビビりました。
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自分はスキーからスケボー、スノボーとそして今でも続けているサーフィンになったけど、同じ小学校の卒業生で、こんな素晴らしいクライマーがいたとは!!
地元!!!!恐るべし!!!
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イベントも最高でしたが、今回の一番はやっぱり、同じ小学校の卒業した仲間と校歌を歌ったこと!!
そして、彼のことをとても好きになりましたよ♪また会いたいなー♪

佐藤竜馬(Insta:crazy.ryoma)
https://www.instagram.com/crazy.ryoma/

屋久島を自由に旅する
GREEN MOUNT
https://greenmount.jp


いよいよ開始まで1ヶ月ちょっととなってきました。
GREEN MOUNTマウントとEarth tribesが共同で主催する、久しぶりのリトリートです。
心と体をつなげて、最高の旅に🎵

まだ数名の枠がありますので、是非ご参加をお待ちしてます。

以下ヒロミからのメッセージ

《屋久島ディープトリップ》

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4年ぶりに最強のコンビが復活‼️
『GREEN MOUNT』 と 『EARTH TRIBES』が手を組んだ最響のツアー

今年一番のオススメツアー
✨
GREEN MOUNTのあきとは、これまで6泊7日山に籠る『屋久島 裏縦走』や、ゼロから食べれるものは獲りサバイブしていく『サバイバルキャンプ(サバキャン)』など、ガイドの枠を超えて様々なツアーを一緒にやってきた。
そして今回も屋久島を大満喫出来る旅を考えちゃいました。

1日目 水とのチューニング
GREEN MOUNTは川遊びに強いのでまず安房川のSUPからスタートしていきたいと思っています。
そこで一氣に屋久島と繋がってブレークスルー。

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2日目 森とのチューニング

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3日目 山とのチューニング
どうせやるなら森を抜けて山の中で泊まりをしたいと思いました。
山の頂で見る夕陽や星空、小屋に戻って再び朝陽を狙いにいくいのちの根源を感じる贅沢な旅
日帰りで入る森とはまったく違った世界を体験出来ると思います。

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4日目 海と里とのチューニング
綺麗な海に泳ぎに行って海亀と泳いだり、海中温泉に浸かりながら地球の豊かさを感じる祝福の旅
ただいまアースバッグを創ってるフィールド『Earth Life Village』を拠点に
地球と共生した循環した暮らしを体感しながら夜は焚き火を焚いてのスピリットサークル

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5日目 旅立ちのお祝い
この屋久島での5日間を通して心と体を開放し
・その人が本来の輝きを取り戻していく。
・他人軸ではなく自分軸で生きる
・不安や恐怖ではなくわくわくと直感を頼りに生きていく
・世界は変わらなくても世界の見方を変えていく
・自分をもっと大好きになれる
そんな"ソウルナビゲーション"を屋久島の川や森や海などの大先生と共にしていきたいと思っています。

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日程は11月24日〜28日の4泊5日
先着8名
今日は秋分の日です。
未来を描いていくにはもってこいの日
ピンっときたら是非飛び込んできてね✨
考えていたら埋まっちゃうよ〜✨
初心者や女性、子連れ(10歳以上)に体力に自信のない方でも大歓迎です。


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奥岳の登山道は、美しい景色と迫力ある山岳体験を求める人々にとって、魅力的な場所です。しかし、登山道の整備が欠かせません。整備された道は、安全かつ快適な登山を可能にします。

奥岳の登山道は、笹が茂り、木道には崩落の危険が潜んでいることがあります。そこで、地元の方々が定期的に道の整備を行っています。笹刈りや木道の修繕は、登山者の安全を第一に考えた取り組みです。

また、登山道の巡視も重要です。季節や気候の変化により、登山道には崩落や落石の危険が生じることがあります。そのため、地元の関係者が定期的に登山道を巡回し、必要な修復や警告措置を行います。これによって、登山者の安全を確保し、山岳環境の保護にも繋がります。

整備された登山道は、自然環境に配慮しながら作られています。持続可能な登山環境を守るために、適切な手法や材料が使用されています。

奥岳の登山道整備には、地元の方々の熱意と努力が欠かせません。彼らの尽力によって、登山者は安心して奥岳を楽しむことができます。これからも、私たちが山岳環境を大切にし、登山道整備への関心を持ち続けることが重要です。皆さんも、奥岳の美しい自然を守りながら、安全な山岳体験を楽しんでください。

 奥岳の登山道整備は、登山者の安全と自然環境の保護を目指して行われています。整備された道は、初心者から経験豊富な登山者まで、誰もが利用しやすくなります。

登山道整備に参加することは、地元のコミュニティとの絆を深める機会でもあります。地元の方々と協力し、山岳愛好家としての責任を果たしましょう。一緒に登山道を整備することで、自分たちの手で山岳環境を守り、未来の世代に美しい自然を伝えることができます。

奥岳の登山道整備に関心を持ち、情報を広めることも大切です。地元の山岳会や関連団体が行うイベントや活動に参加したり、SNSやブログなどで整備の取り組みを共有しましょう。人々に登山道整備の重要性や効果を伝えることで、より多くの人々が関心を寄せ、支援してくれることでしょう。

奥岳の登山道整備は、自然環境と登山者の安全を考えた大切な活動です。私たち一人ひとりが関心を持ち、協力することで、より良い登山体験を共有し、自然の美しさを守り続けることができます。どうか皆さんも、奥岳の登山道整備への支援と参加を検討してみてください。素晴らしい山岳体験が待っていますよ!

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遡ること2021年の国のサポート事業「事業再構築補助金」の第3回に応募しました。

GREEN MOUNTを8年続けてきて、僕たちの中でずっと以前から考えていた構想が、建築を許可する補助金事業ということで、想いをのせての応募です。

ガイドという仕事は僕は大好きです。
がですよ。年には敵いません。
いつか年をとった時のことを考えていると、終わりがあることに気づきました。
縄文杉を見るのは僕は何歳で終わるんだろう。そもそも終わるのか?終わりにするのか?
屋久島の山脈地帯を歩けるのはいつまでなんだろう。。
そんなことを考えていた頃もあり、じゃあ自分にはこの先何を伝えて生きていくんだろうと考えていました。
もちろんやれるところまでお客さんと一緒に自然を感じれるフィールドで仕事がしたいと考えているのですが、、、
そんな時に嫁からこんな事業の補助金があるから、私ちの伝えたいことは変わらない。じゃあフィールドを広げて、私たちが好んで住んでいるこの場所に、デッキがあって、テントもはれて自然をダイレクトに感じられる場所、さらにずどーんと広がる空間でヨガやさまざまなアクティビティーができる場所、そして、静かで自分と向き合える場所を作っちゃおうということに♪
そしたら、生きてる限り、自然と共に暮らしをデザインする仕事ができると♪

そんな想いが伝わったのか、採択されて2022年を1年かけてSNAPPEROCK(スナッパーロック)というテントの張れる多目的に使える宿を建設してました。

なんでSNAPPEROCKって名前にしたの?ってよく言われるので、
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上空から見た感じをパシャっと♪
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斜めに見るとこんな感じです。
僕は25歳の時にオーストラリアに当時彼女だった(今は嫁)がワーキングホリデーで行っていたので、途中で合流しました。
まだ働き始めてまもないときに、どーしてもサーフィンがやめられなくて後を追っかけるように言ったオーストラリアのゴールドコースト、クーランガッタという場所に、スナッパーロックス、レインボーベイ、グリーマウント、キラという同じ湾内に4つのサーフポイントが連なる場所に滞在したことがあります。
世界的にも有名なポイントですが、それぞれ分かれているので名前が付いてます。
スナッパーロックスとレインボーベイは割と2つのポイントの波が繋がることが多いのですが、グリーマウントは河口にあるので、流れがあり分断してます。その先に世界的にもプロサーファーが愛するビーチブレイクポイントのキラがあるのですが、ここがある一定の気候、ウネリの条件が揃うと、一つのロングWaveに変身することがあります。
それはこの周辺に住んでいるサーファーには極上な一日となり、近隣のお店がどんどんと閉まってしまうほどなのですが、そのキーになるのがグリーマウントという河口ポイントで、ここがなかなか繋がってくれません。
でも繋がる時があって、その時が見ているだけでも本当に素晴らしいブレイクが連なり、サーファーの誰もが待ち望む日なのです。

僕たちはそのGREEN MOUNTという名前から、本来自然と人が近くにいたはずが、現代社会で離れ離れになってしまった感覚をつなげるサポートをさせてもらいたいと願い、名付けました。

そして今回宿を始めるにあたり、いろいろ考えた結果、岩の多い土地柄、ロックという言葉が頭に浮かんだのと、4つのポイントの1番初めにブレイクするスナッパーロックスからちなんで少しアルファベットを削り、SNAPPEROCKという屋号にしました。

この土地の建物は下から上に建築してます。
最初に作った小屋があって、グリーマンントの居住と事業が合体した居住空間ができ、その上にさまざまな野菜や花を植えているレインボーベイが存在し、一番上にSNAPPEROCKという岩だらけの場所に存在する宿を作りました。

僕らから見たらオーストラリアとは逆の方向で物事が動いてますが、やっと1つにつながって完成してきました。
SNAPPEROCKの上にはモッチョム岳という940mにもなる巨岩の山があります。
自然界は山から里へ、人間界は里から山へとものを作り、基礎となる部分がどんどんと自然化していきます。
小屋は一周コンクリートの基礎に覆われてますが、家は穴だらけのコンクリートの基礎となっており、宿は岩の上に存在している
僕らも自然と人の暮らしをこの建築しながら歩み寄ってきました。
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室内はシンプルな作りで、落ち着けるように
床材は鹿児島材ですが、それ以外はほぼ屋久島材、室内の戸が種子島材となり、すべて鹿児島県産となります。
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室内でも宿泊できるようにしているのですが、オプションでデッキにテントが張れるようになってます。
屋根もあり、雨が多い屋久島でも1年中アウトドアが楽しめる設計となってます。
現在グランピングが全国的に人気になってますが、この建物自体がグランピング施設としても機能できますが、飽きがこない設計となっており、今後未来多様に変化できるように建築されてます。
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設備もシャワー、トイレ、キッチン、道具はアウトドアメーカのものがメインで、まるで室内にいてもキャンプしているような感覚を楽しめるようになってます。
エアコンも設備されているので、蒸し暑い時や寒い時に有効活用できますが、普段は風が抜けていく場所なので、あまり使わないかもしれません。

南の窓をやめました。
かわりに天井付近の部分をほぼほぼ明かり取りとして、高い位置に北と南に窓を設置しており、熱を外にも逃がせるようになってます。
東側のキッチン前には窓が設置されており、冬場はちょうど朝日が室内からでも見れるように設計されてます。
北方には4m×7mのデッキ、デッキの上には屋根があり夏の暑い日差しでも、雨の時でも外で快適に過ごせます。
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南の窓を削ったことで暗くならないように、北側は大開放できる大きめの窓が設置されています。
室内の照明はいろいろな照明が付いているので、その時の気分でいろいろな雰囲気を楽しめるようになっているのと、デッキにも優しい照明が入っているので、夜つけると気持ちの良い雰囲気になり気に入ってもらえると思います。

2022年12月に宿の申請を開始し、本年度2023年1月末にはオープンする予定です。

是非新しい屋久島の過ごし方を楽しんでもらえたらと思います。
 まだサイトも作り始めたばかりなので、編集しながらですが、すでにアップしてます。
よかったらサイトも見てみてください。

テントの張れる宿
http://snapperock.com/ 

みなさんにとってかけがえのない時間をかけがえのないポイントで♪

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今年は卯年
「みずのと兎」という年で、終わりがあって始まりがある年
今年の最初の仕事は白谷へ行ってきました。

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 昨年度までSNAPPEROCKという屋久島の南部に宿を建設しておりまして、あまりガイドはしなかったのですが、今年はやっと建設も目処がついてきたので、ぼちぼちと歩き始めました。
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年末年始と天気がよく、降り積もった雪は溶けてましたが、流石に朝方早いとこんな感じで所々凍結している場所もあり、屋久島の里にいると忘れがちなこの寒さもすごく懐かしく、新鮮です。
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好きな杉の子供を発見!
結構逞しく元気に生きていてよかった♪
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このあたりは昨年仲間のガイドさんたちが歩きやすく登山道を整備してくれていたので、びっくりするほど歩きやすく、しかも自然のものを使って組み立てているので、先々がどうなっていくのかが楽しみです。
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やっぱり屋久杉はすごい!
一気に場の雰囲気を変えてしまうほどの存在感
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1人旅できたお客さんも初めての屋久島
海外に旅に行くことが多かったのがコロナで国内旅行がメインに
気づくと、日本にも素晴らしいところがたくさんあることに気づき、屋久島へ♪
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僕らでは到底理解できない時を刻んできた屋久杉に2人で魅了され
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森を覆うように生きている苔に圧倒され
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太鼓岩からの宮之浦岳は、本当にカッコよかったです。
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何度も何度も見ているはずが、
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初めて見たような感動を

久しぶりに行くと、以外に忘れていることも多く、、、、
またゆっくりと屋久島の今を楽しんでみようと思います。

2023年みなさんにとって良い一年となることを。
本年度もどうぞよろしくお願いします。

屋久島を自由に旅する
GREEN MOUNT
今年は新たな動きに入っていこうと思います。
さらに深い自然の世界観をみなさんにお届けできるように。
https://greenmount.jp 

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