いよいよフィリピン・ネグロス島へと向けて、本日嫁と子どもたちが旅立って行きました。
戻りは2月末
この2ヶ月は子どもたちにとっても、嫁にとっても家族旅行でもなく、全く新しい世界を体験してきます。
現地の学校へと1ヶ月半ちょと通うわけですが、1人自宅に帰りぼーっといろんなことを考えました。
僕は中学校から高校を卒業するまで、全寮制の学校に入ったんですが、そこで体験したこと、良いことも、やなことも、楽しいことも、大変なことも沢山ありましたが、今振り返ってみると、すごい体験をしたなーと思いました。
月曜から金曜まで学校の横にある宿舎に泊まり、1学年約300人の同年代、1,000人の全校生徒と過ごしました。
毎朝6:30ぐらいから大暴音の校歌を聞きながら飛び起き、校庭での体操とマラソン。夜の6:00からの夜間学習。
気づいたら、外に出たいと思春期男子のいく様は、、外のネオンにやられてしまい、欲望をむき出しの世界へと。
入学当初は博士号なんかも取る脳が、卒業する頃にはほとんど溶けてしまい、下から数える程に。
でも、なかなか会えませんが、同じ飯を食べた一生消えない仲間たちとの繋がりは、今を生きる原動力になっていることは間違いありません。
卒業後イギリスへ、その後日本の大学を卒業し就職したもの、自分の人生を問うことが多く退職。誰かの会社で働いたり、自分たちで起業したり、また管理職として働いたり、様々な職種も体験しました。
生まれたところが田舎だったこと、親父とお袋が土をさわっていたこともあり、農なんて嫌いだったけど、気づいたら土が触りたくて畑なんかも素人知識でやったり、現在屋久島でGREEN MOUNTという屋号で、小さい頃から里山を歩いて探検してたことを時々思い出しながら、人と自然をつなげるガイドとして仕事させてもらってます。。
思い返せばマニュアルもない、レールもない人生です。
こんな親が子供を育てているわけで、、道中レール外れの迷い迷いです。笑
しかし、1度も自分の人生を不満に思ったことはありません。
これからの社会、今までの方程式が当てはまらない世の中になっていくと僕は思っています。
科学が発展しAIが育ち、小さい頃に読んだマンガの世界がすぐそこまできています。
急発展することで起きている社会の歪みが、親も子供達も迷わせます。
そんな中、生きる子供たちが大人になる過程で、沢山の経験をしてほしいと思います。
そして、生まれてきて、今世がいつ終わるかわかりませんが、骨の髄まで後悔せず、兄妹喧嘩(多し)しながらも楽しく生きていってほしいと思ってます。
僕はこの先の人生を子どもに教えることなんて何もできません。
ただ、ただ、幅を広げてあげることなら、自分達のやり方でやってみたいと思っています。
きっとこの体験をじっくり子ども達が吟味するには、沢山の時間が必要だと思います。
もしかしたら子供を産むことがあったらその後かもしれません。
でも僕は信じてます。
この体験が、いつか子ども達の新しい目を養い、心を鍛え、グローバルな目線で、個性を尊重する人間になってもえるエッセンスになることを。
個性を見定め、幅を広げることは、子どもにできない僕の役目。
そのチャンスは、やってみるか、やめておくか。。
時間をかけて子ども達に興味を持ってもらい、英語を話せることは、世界の言葉を話せること。いつか翻訳機ができても、言霊は自分の口から伝えていかなければならい。
将来が本当に楽しみだ!!
この度沢山の方にこのチャレンジを広報支援していただき、支援していただき、心から感謝申し上げます。
生まれたところがどうこう問題の時代は終わります。僕らが知っている以上に世界は日々急成長をしています。狭い視野で物事をみず、広い目線でものごとをみていく。
きっと新しい時代は、お金の使い道、価値観さえ変わっていくんだろうと思っています。
目まぐるしく進化する時代に、自分をもち、どう生きたいかを自分の心で示せる大人への旅
僕らもこのチャレンジ、僕らのライフスタイルがむき出しになり、めっちゃ勇気がいりましたが、とりあえず進み始めました。
あの時決めて、、やってよかった。
感謝