屋久島を自由に旅する GREEN MOUNT

屋久島を自由に旅するガイド GREEN MOUNTの公式ブログです。 トレッキング、ピークハントやキャンプなどの山のツアーから、今話題のSUP(スタンドアップパドルボード)、SUP YOGAなどの川のツアー他、天候に合わせてスタッフにお任せツアーなどを運営しています。 ツアーの様子や、活動報告、日々の屋久島LIFEなどを随時UPしてますので、屋久島に興味のある方は是非チェックしてみてください。

カテゴリ:活動レポート > サバキャン

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今年もやります♪
サバイバルキャンプin屋久島2019


屋久島は山や森だけじゃない!!里と水の広がる大自然を、思う存分自分達の心にのワクワクの経験値をUPさせていこう!!

「大人の幼稚園児」のEarthTribesのヒロミとシンペイと同時企画するGREEN MOUTの2年目の挑戦!!

このメンバーとは森や山を遊び尽くす6泊7日のツアー「屋久島裏縦走」をはじめとして、様々なツアーを企画・サポートしてきました。

その中でも屋久島の常夏を思いっきり自分たちのフィールドとして遊び尽くすNEW企画!
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海で魚を突いたり、貝を獲ったり、魚釣りしたり、食べれる野草を探したり、海水から塩作ったり、鶏を絞めたり、火起ししたり、焚き火したり、テント張ったり、野営したり、ナイフ作ったり、沢登りしたり、SUPしたり、トーキングサークルしたり、缶蹴りしたり....etc

子供の頃に体験したかったことを大人になったからって諦める必要はありません。様々なプログラムをその時々にアレンジして思いっきり楽しんじゃいましょう♪
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 屋久島に流れる「水」を「命のテーマ」として、初心者が中心となってサバイバル的センスを養うプログラムが多数用意されています。

お米は炊きますがおかずは僕らの獲物次第!!!

(本格サバイバルは3日目から、最初の2日間は自然に体と心を慣らしていきます) 
安全第一として、そこから少しづつ自分の枠を広げていけるように、その時々の天候や状態を見ながら、自然の大切さや、厳しさ、生きていることへの感謝の気持ちを倍増していくサポートをしていきます。

便利なことが世の中の全てじゃありません。たまには不便さの中から得る大きな大きな事も大切かもしれません。
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同じ時間を仲間と共有し、自分のコアへとつながる旅

サバイバルキャンプ!(略してサバキャン!!)
自分の中にある野生を広げ、あるがままに!!
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決まっている時間から解放されることが、どれほど贅沢なことなのかを、みなさんと一緒に体験したいと思います。

初心者大歓迎 女性大歓迎、お一人での参加も大歓迎

 

一つのチームとして助け合い協力し合いながらこの旅を乗り越えていこうと思っていますので初めての方も安心してご参加頂けます。

 

《サバキャンが開催される8月3日(土)と4日(日)は屋久島で一番大きな祭り『御神山祭り』が行われます。もちろん僕たちも御神山祭りにジョインする予定です。3日はご神事を中心に山の神様と海の神様が一つに融合し大きな炎を生みしていくところから祭りは始まります。ステージでは和太鼓集団『益救神太鼓』による演奏を筆頭にさまざまなアーティストやダンサーによるパフォーマンスが行われ凄く盛り上がります。4日のメインイベントは何と言っても海上に上がる花火。芝生に寝っ転がりながらのんびりと真上に上がる花火を見ることが出来ます。「このお祭りには神様がいる」そう感じられる僕が大好きなお祭りです。》

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 ☆サバイバル キャンプ☆  

〔Earth tribes  &  Green Mount  共同主催〕

 

日程:8月3日(土) 〜 7日(水)の4泊5日

場所:屋久島の大自然

料金:85,000円

定員:8人 

 

 【ご予約・お問い合わせ   

  ⇨earthtribes.yakushima@gmail.com

 

         <シェア大歓迎>

 

✨昨年のサバキャンの様子です⬇️
GREEN MOUNT
http://greenmount.doorblog.jp/archives/cat_377796.html
Earth Tribes 

https://ameblo.jp/watarigarasu163/entry-12401600834.html


もう屋久島の海が綺麗すぎてずっと夢の中にいるような気持ちでした。

超オススメイベントなので是非飛び込んできてね〜

 

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屋久島に来ると山を意識してしまいがちだけど、里にも海にも豊富な大自然が広がっている屋久島。
この島、巨木や山だけじゃないんです。。

むしろ海を知ることで、さらに山に対しての意識が大きく広がっていきます。
意外と知られてませんが、屋久島は日本有数の魚種が多い島。
ドンブカなんで泳げない人はライフジャケットを着て、少し沖に出ればびっくりするほどの水族館が広がってます。

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こんな豊かな屋久島の海。なんか面白いことを出来ないかと。。
里も絡めて、いろんな意味で広く楽しく、そして何か深く学べること。。
そうそう!!里にも野草がたくさん生えている。

こんな面白い場所をうまく活かせる楽しい企画!!
「、、、、」
「、、、、何か食べ物とかとってみる??」
「そうだねーキャンプとか混ぜて!」

ジャジャジャジャーン!!サバイバルキャンプ生活!名付けて「サバキャン!!」をEarth Tribesのヒロミと話していたら考えちゃいましたー♪

※サバイバルっていろんな考え方があり、僕らが考えているサバイバルという定義に従いキャンプと混ぜてサバキャンを企画してます。さらに初心者の方々に参加しやすく、食に関しての制約はありますが、それ以外は入りやすいようにしてます。 4泊5日間を通じてジワジワと食の大切さや自然の大切さなどを一緒に理解していけたらいいと思ってます。


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どうせやるなら楽しい方がいい!!
どんな境遇にたっても笑いがあるメンバー GREEN MOUNTアキとEarth Tribesのヒロミとシンペイ!
このまま空港に乗り込みました!笑
帽子は子供が幼稚園を卒業したので使わなくなったUSED。滅多に手に入る代物ではなくレア商品!
※後ろに日よけのプロテクター付きなので、夏の暑い日でも安心です。 

ツアーの前の打ち合わせの時にヒロミと話していて、「これ初日から思いっきり飛ばしていったらやっぱり引くよねー」
「でも僕らの伝えたい部分もしっかりと大切にしていきたいしね。」
「じゃーまずは屋久島を感じてもらいながら、徐々に想いを伝えてサバサバしてきますかー」
ってことで、最初の2日間は里を満喫しながら、考え方を一緒に学んで行く時間に。
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初日にちょうど屋久島の宮之浦で行われる、神様事に通じる祭り「御神山祭り」を体験しに。
祭りの趣旨は「山の神に感謝をし、里の人々の末永い平和を祈る祭り」

白装束の若者が白谷雲水峡の益救雲水で「お水取り」の神事を行い、里に持ち帰って祭り会場のやぐらの上から集まった人々に榊でこの水(ご神水)をふりかけ、 無病息災・家内安全を祈願します。そしてやぐらに組み込まれた丸太を巻きつけてある縄で双方から引き合って火を起こします。大きなかがり火に矢を打って点火します。この火で山の神を迎え、勇壮な屋久島太鼓を奉納します。(サイトより抜粋)

太鼓の音が大地を鳴り響き、山の神様を迎える姿には自然と人間の深いつながりをみるようでした。
初日はゆっくりと祭り事を祝い、心を神さまからいただいた大自然でいきている喜びを記憶。
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2日目は沢へと、山から流れる水は川に流れやがて海へと流れていきます。
昨日の祭りの中に「
ご神事を中心に、山の神と海の神が綱引きをしていのちの炎を産み出すところ」 があるのですが、

まさしく山と海をつなげる場所「川」をベースに身体を全てチューニング。
水は僕らをすぐに子供時代へとシフトしてくれます。
あっという間に無邪気にただただ遊ぶことで、余計なしがらみをまずリセット。

もうここまでくると、みんな一緒に仲良しグループへあっという間に壁までサヨナラー♪
明日からいよいよ、自分たちで生きて行く方法を学ぶ時間へ。

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今回決めたルールは簡単

「獲物が獲れたら色々特典が、でも獲れなかったら生命維持するもの以外は食べれません。」
っていう時間を楽しむ。

里で考えられるあらゆる合法な手段で野草だろうが、魚だろうが、貝だろうがとにかく何か食べれるものを探してきたら調味料と、お米が食べられるシステム。

僕らが選んだのは「
魚突き」 と「貝」

そして今回はさらに企画の間に海水から「塩」まで作っちゃおう!ってところも学んできました。

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2日目の夕方に予行練習で潜って見たら、色々釣れたんだけど、あまり食べたことがない魚など、
「とりあえず調べて問題なければ食べてみよう」ってことで、全部さばいて食べてみました。
これが意外と食べれてなんか嬉しい。

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いよいよ3日目がスタート
自ら竹を拾ってモリを作るシンペイ!
道具も自作する人が出てきた。

ヒロミと決めた想いは、
「買うことが当たり前になっている世の中で「作る・拾う・リサイクル」の自然と共生した生き方を大切にしていく」
購入したモリの先端を竹に組み合わせたり、友人からかりたモリを使ったり、持っていたモリを使ったり、みんなでそれをシェアしたりと、試行錯誤で色々試した。

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 いつもはこの景色最幸!!って水の中の魚をみながら「屋久島っていいところだねー」なんて話しているんだけど、
今回は獲物を捕ることが第一目的だったから、モリを持って海の中に!!

そしたら、当然見える景色も変わるし、魚も警戒モードへ!
昨日はまだ予行練習だったから、甘い心もあったけど、今日からは自分たちの食が関係してくる。
こりゃー大変だー!
昨日と全然違うよ!!
ってみんな真剣モードへ。
海は流れもあり、SUPを1艇出して上からみんなを観察しながら交代交代で海の中に潜って行く。

でもだんだんとコツを掴み始め、、、気づいたら
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こんな感じで4匹の命をいただくことに。
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突いていないメンバーが、磯から貝を拾ってきてくれて、4匹と数十個の貝!
今日のご飯にありつけた。

自然界からの恵みは素晴らしいなー。
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せっせとさばいて、
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火を起こして、

真剣に毎日毎日ただただ食べることをイメージして。
こんなシンプルな生活だからこそ、見えて来る本質的な自分たちの心の奥。

昔の人は保存もできない環境で、明日の暮らしをさらに良くしたいと願い続けて進化し続けてきたんだろうな。
現代社会の大きな問題点の一つに「自然界」と「人間界」がセパレートしてしまい何か別の存在のようになってしまっているような気がする。

今回のサバキャンを体験したことで、僕らも地球の一部ということを再認識させられた。 
僕らはもっと自然と生活を共に暮らして行くことが必要なんだと思う。通常のアクティビティーではなく、少しでも心の奥底にあるディープな部分に触れられるような。 

4日目の夜は最後の晩餐ということで、スタッフ全員の家族も参加。
これには理由があり、獲れたものを「シェア」すること。そのシェアという部分から感じる新しい感覚も共に学んでいきたいなーと思ってます。
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他人に振る舞うことで、味付けや見た目などもこだわってしまった。。。
レストランのはじまりはこんな感じで、誰かに美味しく食べてもらいたいって気持ちからなのかと思うぐらい、美味しい料理が完成。
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スタッフ、参加者、スタッフの家族共に、全員が「命」について学ぶことができた大切な時間でした。

来年は

2019年サバキャン予定
2019/8/3(土)〜7(水)


でやりたいと思います。

参加者は
info@greenmount.,jp
までご連絡ください。

ツアー終了後、全く別のところでサバキャンについて考えさせられる言葉を聞きました。
ヒロミの娘”愛虹香”が学校で先生に伝えた内容。
最後に僕は「愛虹香の言葉」が全てだと思いました。

Earth Tribesのヒロミのブログから引用します。こちらも是非読んでみてください。
https://ameblo.jp/watarigarasu163/entry-12401600834.html

愛虹香の学校の先生が

「屋久島は島だから物資が届かなくなってしまったらわたしたちは生きていけません」

そう言ったのに対し愛虹香は手を挙げてみんなの前で

「屋久島には海に潜ると魚や貝はいっぱいあるし山にはいろんな山菜があるので食べれるものはたくさんあります」

それを聞いた先生は感動しちゃって、そのことを僕たちに伝えてくれた。

こういう生きていく力、何も無いところから生み出していく創造力、自然の恵みを頂いて生かされていることへの感謝
大人たちが背中を通して伝えていくことが本当の教育なんだと俺は思う。


現代社会に慣れすぎてしまい、ふと近くにある大切なものを見過ごしてしまわないように。。。とメモ! 

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