屋久島を自由に旅する GREEN MOUNT

屋久島を自由に旅するガイド GREEN MOUNTの公式ブログです。 トレッキング、ピークハントやキャンプなどの山のツアーから、今話題のSUP(スタンドアップパドルボード)、SUP YOGAなどの川のツアー他、天候に合わせてスタッフにお任せツアーなどを運営しています。 ツアーの様子や、活動報告、日々の屋久島LIFEなどを随時UPしてますので、屋久島に興味のある方は是非チェックしてみてください。

カテゴリ: 旅から学んだこと

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車で西部林道を走っていたら、親子ザルに遭遇
この時期新しい赤ちゃんが産まれていて、めっっちゃ可愛い! 

屋久島(Yakushima)は、鹿児島県に位置する美しい島で、豊かな自然が広がっています。この島には、特別な亜種のニホンザル、ヤクシマザルが生息しています。ヤクシマザルは、一般的なニホンザルと比較して体サイズが小さく、屋久島固有の個体群として進化してきました。

ヤクシマザルは、屋久島の山岳地帯や森林地帯に生息しており、その小さな体サイズが特徴です。彼らは社会的な生活を送り、群れを形成して行動します。屋久島では、この時期には赤ちゃんが産まれることが多く、幸運ならば可愛らしい赤ちゃんに出会うことができるかもしれません。赤ちゃんヤクシマザルの姿は、心を癒してくれることでしょう。

訪れる人々は、自然環境や野生動物保護の重要性を理解し、地元の取り組みを尊重することが大切です。ゴミの持ち帰りや騒音の軽減など、自然環境への配慮を心がけましょう。ヤクシマザルの存在を尊重し、自然との共存を大切にすることで、屋久島の豊かな生態系を守っていきましょう。

ヤクシマザルとの出会いは、屋久島での滞在をより特別なものにすることでしょう。特に赤ちゃんヤクシマザルの可愛らしい姿に出会えるならば、心がときめくこと間違いありません。ただし、彼らは野生動物であるため、安全な距離を保ち、観察を行うことが大切です。彼らの自然な生活を尊重し、幸せな瞬間を共有しましょう。

屋久島の自然とヤクシマザルとの出会いは、心に残る素晴らしい体験となることでしょう。訪れる際には、ヤクシマザルの生息地や自然環境を大切にし、自然保護への配慮を忘れないようにしましょう。屋久島の豊かな自然と共に、ヤクシマザルとの特別な瞬間を楽しんでください。
 

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縄文杉へ行くこととは、、と最近よく考える

昭和41年に発見されてから人々に愛され続けて今に至るこの巨木は
屋久島で一番数多くの来島客を迎え入れる

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 今回GREEN MOUNTのツアーに参加してくれたお二人

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今年は思ったよりこのコースに出歩いている

昨年までがほぼ数えるほどの数だったこのコースも、しばらく歩いていないと、なぜか楽しく感じてしまう。

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春を知らせる花も満開

なんかすごくこのコースが懐かしく愛おしく感じてしまった

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一緒に行った二人とも気が合い道中もすごく楽しい時間で、、、

やっぱり人だ!

今年屋久島は世界遺産に登録されてから30周年を迎える
2月ごろから僕が所属している屋久島フィルムで30年前に世界遺産に関わった、住んでいた方々を十数人撮影してきた。
30年の時を経て、30年前の記憶から遡りこれからを聞いていたところ
僕の中に思いっきりストレートに入っていく言葉があった。

これからの屋久島はガイドさんがつくってくんだろうね。
だってガイドさんがお客さんをツアーしているからね。

この言葉まで辿り着くプロセスを聞いていたら、この言葉がとても重く感じてしまった。

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僕が人を連れて行って、サポートして伝えたいこととは、、、
縄文杉じゃなくても伝えることはできる
けど、ここでしか伝わらないものも存在していることは確かにあると思っている

最後がいつになるかわからないが、この道を辿ることでしか見れないプロセスを大切にしよう。

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こんな素敵な二人にまた会えることを期待して♪ 

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僕らにはこの木に天使がいるように見えてしまった。

森の中にあるちょっとした景色が、僕らの過去の記憶と同調するときによく見る感じのパターンだけど、なんかめっちゃ気持ちが良い場所でした。

今年も楽しんでいきます♪

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2023年3回目の仕事ですが、今年になっては初めての縄文杉までのトレッキングガイドとしてサポートしてきました。
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天候にも恵まれ、気温もそこまで下がっておらず、めっちゃ快適な一日
しかも朝露が結構ついていて、当たりがとても綺麗!!
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 この数年では一番動物に出会った一日です。
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 鹿の親子が2組いました。
この数は縄文コースでは数年みてないレベルです。
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 久しぶりに来たので、なんかテンションも上がってしまい、休憩中にパチャパチャと撮影してしまった。。笑
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標高1,800mあたりからはまだ雪が残っているなー。
今年雪山チャレンジする予定が、意外に忙しく、、、なかなかチャンスに恵まれない。。。汗
今度の寒波も自分はまだSNAPPEROCKの大工仕事や、サイト制作などがあり、、、、、汗
なかなか予定が立てられないという言い訳を言ったり、、、して。。。汗
遠いいなーーー宮之浦岳。。。。

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時間と共に入ってくる光の高さや向きも変わり、グラデーションが凄すぎました。
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お!ちょっと切り株の中に入ってみると、、、いろんな植物が生きているのに感動している最中

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やっぱり屋久島の森は気持ちがいいなー

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相変わらず存在感が大きすぎる縄文杉に挨拶して、帰ります。

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 ??オオゴカヨウオウレンがこの時期に開花!!しかも結構咲いている。
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 サクラツツジもこちらは一箇所ですが、咲いていた。

今年は暖かいのか、、、、、
これから月末にかけて大寒波が来るような話も聞いたので、どうなるんだろう??

もし月末に大きな寒波がきたら、狙ってみようかな奥岳!! 

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何か大きな節目に屋久島に訪れる旅人がいる。
決して観光が目的ではない、そこには人生の旅というテーマが隠されていてる。
今回の旅もそんなHさんの人生のターニングポイントが僕をこの山の中に呼び込んでくれることになりました。

久しぶりのお客さんとの旅、久しぶりのお客さんとの泊まり
会ってみるとすぐに意気投合して今回の旅の方向性がどんどんと僕の中で湧き出してくる
これはいい旅になる!
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白谷の森の中は特別だ
自分たちを極端に小さくしてくれて、人間のちっぽけさを思いっきり表に出してくれる
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数千年の生き物たちが歩んできた旅は、僕らの人生の旅をはるかに超越しているが、今というものさしでみてみると、同じ時代を生きている仲間であることは間違いない
同じ時間を刻む姿は、僕らのずっと先を歩んできた大人の匂いが漂っていた。
まだまだ青二才の僕らに、人生の歩み方を指し示してくれる
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天気は晴れ
雲がだんだんとなくなり、屋久島の奥岳がその姿を表してきた
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僕の心の中はこんな感じでした。
暗がりの中にいつも光り続けるものが存在し、必ず心を前身させてくれ続けてくれたから今がある
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 人が作った世界の中にも
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神様が作った世界の中にも
それぞれの歴史が存在し、それぞれの良さがある

どちらを選択することになっても、きっと大きな人生の学びを送っていけるはず。

人生のターニングポイントで僕をチョイスしてくれてありがとう。
Hさんの人生を覗き込みながら、自分の人生を見つめ直す旅でした。

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常緑樹に囲まれた屋久島の森の中にも秋がきます。
本州のように一面が秋景色にはなりませんが、ポツンポツンと姿を出す落葉樹と落ち葉に、毎年四季を感じる季節です。

そんな透明感がある森を旅してきました。

こんな深い森を歩くのは初めてと、偶然が必然のように僕に二人を出会わせてくれました。
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基本アメーバーのような人間なので、誰とでも気を合わすタイプですが、波長は別。
波長は動物的なもとして備わっているものだから、これを合わせるのは難しい、、、
波長が合うと、気を遣うこともなく共に同じものを感じられる。

今回は久しぶりに波長のあう二人と、共に歩いた時間は僕にとってとても大きな学びとなり、気持ちがとても落ち着いていたのを記憶している。

普段では出会うことも難しい出会いを、屋久島というフィールドは面白いぐらい「ご縁」を優先してくれる。
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人間は自然の一部として存在している。
現代社会になってこの原理がかなり離れてしまっていることに気づくと、自然の愛おしさ、そこに生きる生き物達が同じ地球上に存在するかけがえのない生き物だと気づく。
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自然を通じて僕らが学ぶべきことは多く、言語もその一つ。

昔の偉人は秋を表現する言葉の一つで、「刻露清秀」と綴った。
秋ならではの清々しい季節感、暑くもなく寒くもなく過ごしやすく丁度良い時期を表現した四字熟語が「刻露清秀」。”刻露”は木の葉が落ちて山の姿が厳しく現れる、”清秀”は空気が澄んでいて眺めが良いという意味。

空気が澄んで眺めが良い世界観を「秋」として世界中の人間が認識している。
その思いを、昔の偉人が「刻露清秀」と言葉をつなげたんだろう。

語源は身近なものからやってくる。決して離れた世界ではなく、自然の中から生まれた言葉がほとんど。
その言葉を魔法のように使う僕らは、未来を明るく広げる魔法使いになりたいと思う。

僕は僕なりの表現方法で、これからも自然と人をつなげて生きたい。

また会いたい出会いに感謝して、忘れないように記事として記憶に留めておくことにした。

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