GREEN MOUNTの公式ブログ

屋久島を自由に旅するガイド GREEN MOUNTの公式ブログです。 トレッキング、ピークハントやキャンプなどの山のツアーから、今話題のSUP(スタンドアップパドルボード)、SUP YOGAなどの川のツアー他、天候に合わせてスタッフにお任せツアーなどを運営しています。 ツアーの様子や、活動報告、日々の屋久島LIFEなどを随時UPしてますので、屋久島に興味のある方は是非チェックしてみてください。

カテゴリ:活動レポート > キャンプ

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5月の末に開催した「屋久島裏縦走」今回で2回目となる企画だが、毎回ツアーを発表すると瞬間で埋まってしまうほど。今年の夏もすでに満員になってしまっている状態。
今回も心友の「洋見」と一緒にツアー工程を製作し人があまり歩かない登山道をピックアップしてスタートしました。
「旅」をテーマに 自然の中で、心を解放し、自然と繋がることに重点を置いた4泊5日の旅。
今回は総勢11名のメンバーが集まった。
なぜこれほどまでに長く森の中に入ることを選んだかというと、短い時間では、その人本来の心と自然が繋がることが困難だと思っている。目的地が決まっているツアーとは違い、僕らがやろうとしていることは「旅」がメインになる。

旅を通じて、本来持っている自分とチューニングをしていってほしいし、僕もそうしていきたいと思っている。いろんな経験の中から時には自分の体験したことがないことに出会い、生きてきた環境からできた枠が外れていく。さらに深い自分へと繋がれるようになっていくところも好きなことの一つ。
そして何より、この旅はめっちゃくちゃ楽しい!!笑いあり、涙あり、たくさんの感情とともに旅をしている。

1人でできるツアーじゃないことは、仕事がらよくわかっている。何もなく無事に終わることの難しさも知っている。だからこそ備えを常にすること、事前の準備が必要になる。安全面も打ち合わせを密に重ね、何か起きた時のエスケープも含めて考えると1人じゃできない。
そして、誰とでも一緒に気軽に企画できるツアーじゃないこともよくわかっている。
だからこそ「洋見」との出会いは、僕にとっては大きな、大きな可能性を広げてくれている。
いつも心からありがとう。洋見のことは大好きだ!彼といるといつもがワクワクで枠が外れて行く。
洋見も好きでいてくれるのがすごく伝わってきて、なんだか一緒にいるのが気持ちがいい。
だから心友と思えるんだろう。

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さて、ここからは旅の話!
洋見の合図で森に入る前に、心を鎮めて森の中へお邪魔させていただくためのそれぞれの時間。
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僕らはこういった時間をすごく大切にしている。今回の参加者全員がこの気持ちをよく理解しているからこそ、今回のツアーが成り立っていると思う。
急ぐことで欠けている心の部分を大切にしたい。
過ぎ去ってしまうことより、過ぎて行くことを「みとどける」そんなゆとりがある時間を大切にしたい。

一人一人が何かを感じ、そしてそこから何かを得ようと、、、しかし与えることの方が受け取ることより貪欲になる現代社会に、与えることの大切さを磨いていきたいと、、、


僕はこんなことを書いてるが極度の「せっかち君」なので、心に再確認!再認識と!!ブツブツ!!
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今回のツアーでも一人一人が背負う荷物は60L以上のザックが多い。
屋久島に縦走目的で来られる一般客の方のザックは40Lぐらい。最近はグッズが進化したおかげで、さらに小さくても登山ができるようになってきている。

なのに僕らは60Lを超える荷物で歩いている。
すでにこのツアーが他のツアーと全く違ったことを成し遂げようとしていることに、誰もがゆっくりと気づいていくことに。
荷物の中はみんなでシェアしている荷物。一人の荷物だけじゃない。
 だから僕らは1つの家族のようなもので、互いに重さを支えながら歩いている。
その「気持ち」をより多く分かち合える時間を僕らは大切にしている。
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ところどころに生き続ける巨木の成長を見ると、それぞれが決まった形をしていなく、好きなように伸びている。っというかそういう生き方でしか存在していられなかったようにも感じる。それに取り巻く他の植物たち。この姿から自然の持っている大きな懐のでかさに思い知らされる。

自由に生きていること、共生する姿は、誰もが否定せず。
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重い荷物を運ぶと、途中の休憩時間も長い。
こんな時、ちょいっと笑い話が出るとどっと笑いの渦に、こんな時間がすごく大切。
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大きな木に囲まれて、葉が風で揺れると枝が揺れ、幹に風の音が知らされる。
その音は根から大地に渡り、奥へ奥へと響き渡る。
音は聞こえなくても、触ればわかる。小刻みに揺れる振動から風を感じる。
大地はたくさんの音を拾う。普段では気にもしていない音がたくさんあるんだということに気づかされる。
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心の「みみ」で聴くことで伝わることは多い。
途中で曲げず、しっかり聴くことで、たくさんのことを感じさせてくれる。
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巨木が支える枝はすでに大きな幹のような太さを持ち、それを支える本来の幹の強さは硬さだけじゃない。しなやかさもまた大切なことなんだと思った。
しなやかに動く巨木も風を受け流すが、軸は変わらない。
こんな生き方に惚れる。
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屋久島に咲く小さなスミレ。ここでしか見れない姿は、ここでしかない環境が作っている。
環境はその物を作る大きな要となっている。当然僕らもどういった環境で育つかによって、全く違った人生を味わうことができる。しかもそれがいつでも選べること。過去ではなく、未来を作る環境をいつでも選べる今世に感謝したい。
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森を抜けると、奇岩(祈願)の世界が広がってくる。屋久島の雄大な山脈地域からみる海は、僕が屋久島に来てから大好きになった景色の一つ。
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ちょうどシャクナゲの時期。綺麗なピンク色の花が咲き始め、白へと変化していく。
色が抜けていくところが面白い。白になるまでの過程に様々な色に変化していくところに惹かれる。
今年は開花が少し遅れていたが、今回の旅で見れたことが何より嬉しい。
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森から抜けて岩肌をのぞきながら山頂に向かう喜びは、なんとも言えないぐらい気持ちがいい。
今回洋見と相談させてもらったところが、森から抜けてこの景色に到達したいという計画。
屋久島の島のイメージを大きく変えてしまうほどの景色。
岩盤がむき出しになっている岩肌に神さまを感じでしまうほど、心が踊る瞬間です。
この景色は何度見ても最高だ!
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もうすぐ山頂へ。
今回もヤクザサにかなり助けられることに、細くてきゃしゃだが、見えないところ、根っこが大地をしっかりとおおい、隣のササと複雑に絡みあうことで、簡単には抜けない。
人間の体重を軽く支えてくれるほどの強さが、この細さに隠れている。
そこにひっそりと咲くスミレも普段では通り過ぎてしまうほどの小ささ、手がササへと伸び、意識を変えることで見えてくる別次元の世界観は、また違った楽しみの一つでもあったりして、自分がこんなに花を好きになるとは!!思いもしなかった。
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山頂に到着したが、まずは祠に祈りを捧げる。
僕らの大切にしていることの一つでもある、人と神さまとの時間。
古来人が山頂に登り、そこに神さまの存在を感じ、祠を設置し里の暮らしの恵みを祈った。
今ではだんだん薄れていっているが、屋久島では各集落で今でも「岳参り」として想いをつなげていっている。
洋見が「岳参り」についてみんなに伝えてくれた。
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山から流れ落ちた水が川を抜けて海へと流れ出す。海に様々な生き物が生き続けられるのには、森から流れる栄養も必要なことの一つ。海岸へと広がる山の恵みを持って、山の神さまにご挨拶にいく。
全ては循環している。その頂きに、今年も感謝の意を伝えることができた。
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山頂に登ると太陽は西の海へと向かって色をどんどんと変わっていく。
こんな幻想的な景色を見せたいと、ここまでのプロセスは決して優しくなかったが、ここにきてみれる景色がそんなことを全て忘れさせてくれてしまうほど、心にビシビシと突き刺さってくる。
「あーーー」とか「おーーー」とかもう言語を通り越し語源が飛び交う。
感動は言葉にならないもっともっと先にあるんだろう。
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今回も心に刻まれる、素晴らしい旅となった。
太陽が沈むまで、この時間を大切に、みんなと共有できたこと
素晴らしい経験を共にできたこと
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 誰一人としてかけることなく、今回の旅も最幸な「たび」となりました。
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みんなと一緒に登れて、心から嬉しかったよ♪
またいつか一緒に心の旅に行こう。
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そして僕はまだまだ心を育む旅の途中です。
かっこいい大人になりたいんじゃない、子供のままの心で大人になりたい。
大人の幼稚園児 アキより

屋久島を自由に旅する
GREEN MOUNT
次はvol.3夏!乞うご期待。
http://www.greenmount.jp
 

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リピーターのJさんと初めて屋久島にこられるYさんと淀川登山口から白谷雲水峡へ向かっての縦走コースへいざ出発
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朝からシトシト降る雨がだんだんと速度を上げてきていますが、雨の高層湿原はとても綺麗でした。
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この先暴風域に達するほどの風に遭遇するとはまだ知らず、、
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シャクナゲもピーク!紅から白へと変化がとても気持ちの良い感じにさせてくれました。
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滴も心奪われてしまいそうです
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さてさて、ここからが本番!宮之浦岳山頂の風の勢いがとてつもなく、5分程度で通過
この日の日帰りのお客さんはだいぶ戻ってしまったようです。
お客さんとコンタクトを密に取り、安全を踏まえながら新高塚小屋へ
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永田岳分岐付近はまるでおとぎ話に出てきそうなお花畑が広がっていました。
暴風で折れそうになった心を支えてくれたシャクナゲたちに感謝です
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2日間大雨に打たれて、遠くの景色を楽しむことはできませんでしたが、「灯台元明るし」いつもより近くをよく見たので、様々な花や生き物に出会う旅となりました。

たまには近くを見ることも大切ですな♪
こんな日に一緒に旅に行けたことが、何よりも嬉しい!




 

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今回はお世話になっていたガイド会社のツアーのサポートとして、縦走してきました。
今年は昨年よりシャクナゲがたくさん咲いていて、とても綺麗でした。
5月は割と山に行くと雨が多く、今回も雨の屋久島から、いろいろ学ぶことが多いツアーとなりました。

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ヤクシマヒメイワカガミが所々に咲いていて、足元に彩りを添えてました。
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今回もトトロの親戚に出会いました。
霧の中に杉の木が2本並んでいるところを見ると、今にも動きそうです。
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名前を知らない花にも遭遇!後で教えてもらうと「ワチガイソウ(輪ちがい草)」だとわかりました。
福島県以南の本州、四国、九州にも分布しており、屋久島が分布の南限だそうです。
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山頂付近に現れたヤクザル
堂々とした風貌は雨に打たれても変わりません。
自然の中で生きているものたちから見たら、いつものこと。
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下山の途中で友人と遭遇!
今日もよき学びを体験でき、ありがとうございました。

※この後みんなと自宅で盛り上がって飲みすぎた〜(笑

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携帯の音が鳴り響き、ささっと出るとEarth Trabesのヒロミからだった。
「アキ、今度4泊5日の縦走をしようと思っているんだけど、サポートどう?」
この言葉を聞くのは2回目
前回は3泊4日のツアーだった。
そのツアーも奇跡的な天候に会い、雨やら晴れやらと、心の中まで染み渡る縦走ツアーであり、今でも鮮明に覚えている。

ヒロミとのツアーはお互いが信頼した上で出来上がっていて、旅の目的地に行くことを重点においているツアーではなく、旅のプロセスに重点を置き、その時のコンディションに順応できる内容となっているため、僕にとってはとてもやりやすい。
「もちろん全然OKだよ」
「ありがと〜じゃ〜企画練っていくね、今回も森を通じて参加する全員に、自分の物語を歩ききって欲しいんだよね。」
「いいね〜!やろうよ!僕も久しぶりに森の中にどっぷり入りたい。」
そんな言葉から今回のツアーが出来上がってきた。

もともと僕は心に響くような旅、何かをチェンジしてしまうほどのインパクトがあることが大好きなせいもあり、通常のツアーでは思いつかないようなことに目を向けてしまう。
同時に安全も気にしてしまう自分もいるので、両極端な性格だ。

ヒロミと一緒に旅に行くのは大好きだ。これが2回目となる。
でもGREEN MOUNTとしてツアーに参加し、4泊ものロングステイをするのは今回が初めてになる。
心の中で、様々な思いがぐるぐると回っていたのを覚えている。でも決して恐怖から来るものではなく、暖かい風のように、心地よく心の中を回っていた。

ツアー行程が出来上がった時に、僕の第一印象は!
これ、最高じゃん!!
登山道だけど、ほとんど誰も使っていないコースをメインに屋久島を縦走する。
一緒に行くメンバーは決して登山家ではない、
通常の思考回路の人間だったら、絶対こんなことを考えないコース。

しかし僕らは、このコースを今回参加する全てのメンバーと、心を通わせ、つながり、助け合い、協力しながら下山した。
今回のツアーから、参加した全てのメンバーに感謝の意を表してここに僕の物語を残します。

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最初に撮った一枚は、屋久島の森の中へと入山するために、それぞれが、それぞれの思いを伝えていく。
ヒロミくんの最初の一言が僕の心を揺さぶった。
「森からもらうだけじゃなくて、森にも与え続けてくださいね。」
人間が森から離れて生活をし始めたのは地球の歴史を振り返ると、つい最近の出来事
誰もが屋久島の森から何かを得ようとしているが、そうではなく、与えることで循環することを体験して欲しいと伝えていた言葉が、今でも頭に残っている。

天候は晴れる時もあったが、2日目からは曇り、雨、大雨、土砂降り、また晴れと様々な表情を見せてくれた。
その度に心の中にある「決められた枠」は屋久島の森の中で自由に生きる植物のようにジワジワと外されていった。
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雨の中を歩くのは嫌いじゃない。
正確に言うと嫌いだった。
この島に来て、仕事がらたくさんの土砂降りに出会い、雨と向き合う時間がたくさん増えたため、今では雨でしか体験できないことをしようとする自分もいるぐらいだ。

その時の環境を変えることよりも、その環境から何を学ぶかが好きになっている自分がいる。
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雨のおかげて、水滴が辺りの世界を拾って、さらに神秘的な世界を見せてくれる。

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今年はハイノキが満開らしく、気持ちのよいぐらい色々なところで、見ることができた。

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旅をすると色々な発見がある。
切り株の中からのぞくと、ここにも木の心を見ることができた。

気づくとあっという間に2日が経ち、いよいよ奥岳のメインストリートにお邪魔することになる
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5月中旬から屋久島の奥岳を色付けるシャクナゲの蕾
水滴が付き、あとは太陽を待つだけ
ピンク色から白へと開花し色が変化していく姿はとても素晴らしく、僕の心の中を生まれた時の色にリセットしてくれる。

みんなの笑顔を見ると、とても心があたたかくなった。
人の心が感じられること、温かさや豊かさを感じながら、時には悲しみを共有し、甲高い声で笑い、今ここに生きていることを喜び合う。
心が通い合い、一人一人が、一人一人を大切に思う気持ちが伝わってきて、僕らはみんなで一つになっていた。

こう言った時、神様はきっと見ている。
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朝から続いた大雨は嘘のように上がり、雲の中から巨岩が現れ出した。
あそこまでもう少し!
期待していたことが、期待していた通り起きるのはなぜ?
そこに答えは見つからないが、きっとこうだろう。
枠を外すことで、不安を取り除き、ただただ信じることが循環の流れに入り込んだんだろう。
与えることでもらえるギフト。
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永田岳から見た夕日を僕は忘れることができない。
だから、また来てしまった。
この夕日を見たくて。
そして、今回もその夢は叶い、想像を超える世界を僕らの目の前に与えてくれたことに感謝している。
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何かを手に入れたければ、何かを手放すのではなく、与えること
与えることで、循環の波に乗れる

山の中にも波に乗ることができる。
森でも、里でも、海でも、どこえでも。。
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5日目は早朝のこの森を見たくて、辿り着いた。
人の手が入らなかった頃の屋久島の森の姿が今でもわずかだが残っている。
ツアーはここが最終日となる
そしてここでよかったと、心から思っている自分がいる。
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今回も大きな学びを、一人ではなく、7人のメンバーで感じることができたことに感謝している。
企画してくれたヒロミ、参加してくれたよっちゃん、かんちゃん、ゆりちゃん、えいじさん、たかおさん、
いつもその時に必要な人が、まるでパズルのピースを埋めるように助けてくれる。
途中ですれ違った金ちゃん、亀ちゃんにも

今回も、大きな愛に包まれた、自分を成長させるツアーでした。

いよいよ来年からGREEN MOUNTも1泊2日のツアーを縮小し、大いなる自然の愛に触れる3泊4日のツアーを企画していきます。


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