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屋久島の縄文杉ツアーと、種子島でのサーフィンが目的の今回の鹿児島旅行。

ベテランサーファーでもあるアキさんを紹介してくれたサーフィン仲間に、とても感謝しています!!
 
いつかは会いに行きたいと思っていた縄文杉。ツアーが決まると、家族や友人から羨ましがられました。
ちょうど梅雨の時期で、多少の雨は覚悟していたものの、当日は大雨警報が懸念されるほどのどしゃ降り。無事開催されましたが、あんな大雨に打たれながらのトレッキングは初めてでした。
しかし、潔いほどの大雨は、普段することのない貴重な体験の一つとなりました。
「ここは普段歩けています」という場所が川に、「少しの雨ではここから水は落ちてきません」という場所が滝に!そして雨は、幻想的な屋久島の森を魅力的に見せていました。

縄文杉に辿り着くまでの途中にも、感動的なポイントがたくさん。
予備知識がほとんどない状態で行っていたため、山の地質は何万年も前に隆起した岩であることが驚きで、登山道の途中にある大きな岩肌が圧巻でした。
そして、不思議な形の木や切り株があれば、なぜそうなったかを教えてくれました。
中でも記憶に残っているのが、隣り合った二本の木が、接触する内に長年掛けて遺伝子を変えて結合し、今は一本の木と生きている、というものでした。いかに長い時間を経ているかということ、また生きるために選ぶ道が我々動物と違うことを説明して下さり、自然の歴史の偉大さを肌で感じることができました。
 
次々と移り変わる情景を見ながら、ついに縄文杉に辿り着きました。

霧の向こうに岩のようにたたずむ大きな杉の木はとても貫禄があり、まるで屋久島の神様に出会えたかのようでした。
 
そして、アキさんの自然志向のライフスタイル、その並大抵ではない知識も、食生活からナチュラルライフを目指す私にとっては目標そのものです。お話が面白くて面白くて・・・。
自然のこと、サーフィンのこと、話題が尽きず、帰り道はびっくりするくらいあっという間でした。
海から山へ、都会から自然へと基盤を変えたアキさんの生き方そのものが、大きな刺激になりました。
屋久島に先輩ができたよう!
本当に貴重な出会いでした。
 
次に屋久島を訪れたときも、また必ず会いに行きますね。