屋久島を自由に旅する GREEN MOUNT

屋久島を自由に旅するガイド GREEN MOUNTの公式ブログです。 トレッキング、ピークハントやキャンプなどの山のツアーから、今話題のSUP(スタンドアップパドルボード)、SUP YOGAなどの川のツアー他、天候に合わせてスタッフにお任せツアーなどを運営しています。 ツアーの様子や、活動報告、日々の屋久島LIFEなどを随時UPしてますので、屋久島に興味のある方は是非チェックしてみてください。

ティーチャートレーニング2週目。

この週は、ビシュヌ神に祈るプージャが夜にありました。

祈る神様によって、祭壇の下の砂の曼荼羅の模様が変わります。

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砂の曼荼羅は、プージャが終わると一粒づつ回収されて、また次回のプージャで使用されます。

曼荼羅を作成したり、祭壇を飾ったりする用意は
スワミジとボランティアスタッフの方達によって1日がかりで行われていて、
本当にありがたいです。

プージャの途中で、1人1人が火の中に、
お米とジャックフルーツの木の枝、ゴマを捧げます。

TTCのコースの中で、何度もこういった本格的なプージャがあり、
伝統的なインドの儀式を知るという貴重な体験をさせていただきました。

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アシュラムで毎朝&毎晩行われる瞑想の際に、
スワミジが瞑想について色々教えてくださります。

瞑想に適した時間、場所、やり方など。
とても奥が深い世界です。

私が1番好きなのは、朝日をみながらガヤトリーマントラを唱える瞑想。


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すごくスッキリするし、エネルギーが補充されているような気持ちがします!!


ハタヨーガのクラスでは、グループにわかれ、
順番に先生役になって実際にクラスを行う練習も始まりました。

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これはとても実践的で、各自が国に帰ってクラスで教える際に
とても役立つアドバイスをいただきました。


そして、この週の私的なハイライトは、
クンジャルクリヤーという、塩水を飲みまくって最後に吐く浄化法と
ヴァストラダウティーという、紐を飲み込む浄化法!!

朝から皆何も食べずに
この浄化法に挑戦しました。

クンジャルクリヤーは、塩水を6〜7杯飲んだら
自然とオェ〜〜〜っと思ったより簡単にはけました!!

ヴァストラダウティーの方は、5mのガーゼを飲み込んで最後にガーゼを取り出し
胃〜器官の粘膜に付いた汚れを取り除く浄化法。

この浄化法が、私にとって、1番キツかったです。
いくら飲もうとしても、ガーゼが全然飲み込めない・・・・。

上手にできていた人もいて
すごいな〜〜と感心しました!!

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CRISIS WEEK (危機的な週)と言われている第2週目の
週の終わりの満月の日にこのクリヤーを行い
ついでに生理も来てしまった私。

4人部屋のストレス&フリーな時間がないストレス&
他の国の皆みたいに思ったことを口に出せずに遠慮してしまうストレス&
皆の英語が早すぎて、上手くコミュニケーションが取れないストレスに

満月&生理&浄化パワーが重なり
この日、ルームメイト達と少しもめて、大泣きしてしまいました。

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私以外にも、この週に泣き出している子がチラホラ。
さすがCRISIS WEEKです。

(でも、これによって、自分の意見をもっとしっかり伝えたいとか
英語をもっと勉強したいとか、今後改善していきたいことが客観的にわかり
結果的には素晴らしい大浄化になりました。)

CRISIS WEEKの後は
BONE BRAKING WEEK(骨がボロボロになる週)と言われている
3週めに突入します!!!



新月の次の日、2月18日(日)からTTCコースが始まりました。
(コースは月の暦にそって色々なプログラムが組み込まれています。)

英語の勉強がしたかったので、コース申し込み時にドミトリールームを選び
部屋は4人部屋。
インド人、ドイツ人、ベラルーシ人の女の子と共同生活です。

初日はプージャという儀式があり、ガネーシャに障害を取り除いてもらうように祈りました。

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黄色いTシャツと白いパンツが2枚ずつにテキストブックがいっぱい入ったバッグをいただき
いよいよコースが始まります。
(ちなみに、黄色は学び、白は純潔の色とのこと。毎日、講義や朝夕のサットサンガの際には着用しなくてはいけません)

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毎日の流れとしては


朝5:00起床。ルームメイトと時間をずらしながら、サットサンガの前に水シャワーを浴びる。

6:00  サットサンガ(瞑想とキルタン、アラティーという火の儀式)

7:30 ティータイム(チャイが飲めます。)

8:00  ハタヨーガ(アーサナ、プラーナーヤーマ、クリヤー、バンダ)

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10:00 ブランチ

10:30 カルマヨーガ(掃除や皿洗いなどの奉仕作業)

11:30 レクチャー(座学)

12:30 アーサナワークショップ(オプション)

13:00 ティータイム

13:30 レクチャー

15:30 ハタヨーガ

17:30 夕食

18:15 ビデオ鑑賞・チャンティングワークショップ(オプション)

19:30 サットサンガ 

21:00〜 宿題など


というタイムスケジュールでしたが、アーサナやレクチャーは、
ありがたいことにいっぱい情熱を持って教えてくださったので、
いつも予定時間が過ぎていて、
1日の中でとにかくフリータイムがほとんどなかったので
時間とバスルームの空きを見つけては、せっせと洗濯物をする毎日。

サットサンガの際に30分座って瞑想するのが足が痛くてとにかく苦痛で、
モゾモゾしながら、早く終わらないかな〜〜〜って思っていました。

サットサンガが、たまにサイレントウォークという散歩になる時があるのですが、
サイレントウォークは大好きでした。
インドの田舎道を、ひたすら無言で歩き、お寺を参拝したりしました。

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1週目の最後のハタヨーガクラスで教わった、鼻のクリヤー(浄化法)
ジャラネティ(鼻うがい)と、スートラネティ(ゴムの紐みたいのを鼻から口に通す)

ジャラネティは、とっても気持ちがいいのですが、
スートラネティは、なかなか口から紐を出せずに、オェーーっと吐きそうになってしまいました。


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休みは週に1回、半日のみ。
1週目は宿題がハタヨーガとレクチャーの2種類を提出しなくてはならず、
夜も遅くまで起きて、勉強できる場所を探して宿題をして
とにかくコースについていくのに必死でした。

そして、CRISIS WEEK(危機的な週)と言われている
2週目に突入します。。。

こんにちは。
SUP YOGA担当のTomoです。

2月の半ばから1ヶ月間、ヨガのティーチャートレーニングコースに参加をするために
インドのケララ州へ行ってきました。

数多くあるティーチャートレーニングコースの中から
この度私が縁あって参加させていただいたのは
インドケララ州のSivananda Yoga Vidya Peethamというシヴァナンダヨガのアシュラム。

インドで古くから伝わるグルクラという、
弟子が師匠とともに生活をしながら学ぶという制度を取り入れていて、
6000年も続くというインドの伝統的なヨーガを実践的に学べる場所であり、

生徒の数は多すぎず(今回は30人ぐらい)
日本人の数は多すぎず(今回は30人中8人)
でも、日本語の通訳&翻訳も付いているという
まさに理想にピッタリの場所でした。

講師陣も、出家したスワミジが3名がそれぞれ
ヨガ哲学・ヴェーダーンダ・プージャと担当別で教えてくださり、
そのほかにもアナトミーの先生、アーサナの先生、ボランティアスタッフとして手伝っている先生もいて
深い知識をそれぞれ皆さんから教えていただくことができました。

ヨーガというと、色々なポーズをとる健康法だとか、お洒落な
エクササイズだと思われがちですが
このTTCでは、朝晩のサットサンガ(瞑想とキルタン)、アーサナ、座学、食事法、プラーナーヤーマ(呼吸法)、クリヤー(浄化法)などの全てが毎日の生活にバランスよく取り入れられています。

濃厚で深いヨーガを学ぶことができた30日の体験を
少しずつこちらのブログにUPしていきたいと思います。

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